FF011 - バッキングライン
■ フライはじめるゾォ --- その11 ■
フライラインを買ってきた。
FF009 に書いた通り、DT タイプの 3番。スリーエム (3M) のエアセル (Air Cel) という商品で、店頭に並んでいた中では最も廉価なフローティングライン (floating fly line) であったが、それでも 3千円以上した。輸入物で、説明書もすべて英語のまま。
このフライラインの長さは 82フィートで、予想より 8フィートほど短い。リールに仮巻きしてみると、キャパにちょっと余裕があったため、バッキングライン (backing) を足すことにした。フライラインの説明書にも "
We strongly recommend you attach your fly line to backing which goes on the reel spool first." と書いてあったので。
説明書に従い、仮巻きしたフライラインにバッキングを結び、スプールのエッジから 1/8インチくらいのところまでバッキングを巻く。その後、一旦ラインをすべてリールから外し、今度はバッキングの方からリールに巻き取り、完成。使用したバッキングは、TOALSON というブランドの 20lbs のもの。
リールとバッキングの連結はアーバーノット (arbor knot)、バッキングとフライラインの連結はオルブライトノット (albright knot) という結び方で行った。これらもフライラインの説明書通り。
ちなみに、アーバー (arbor) とは、糸を巻く軸の部分のことらしい。ということは、ラージアーバー (large arbor) タイプのリールというのは、なんのことはない、軸の太いリールという意味だったのだ。軸が太ければ糸の巻きグセが付き難いのは当たり前の道理だな。
〔2006/10/21〕
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